高齢者・障がい者支援センター

例えばこんな時…

障害などで弁護士会の相談窓口に出向くことができない。
将来心身が不自由になったとき、財産の管理をどうすればよいのか不安。

函館弁護士会高齢者・障がい者支援センターの
専門法律相談

当会では,高齢者・障がい者の権利擁護や福祉増進のため,函館弁護士会高齢者・障がい者支援センターを設置しており,ご高齢の方々や障がいのある方々からのご相談に対応する専門相談窓口を設けています。
ご相談の内容は,遺言・相続,成年後見制度のほか,借金・消費者被害・刑事事件など様々なお悩みに対応しています。ご相談例についてはこちらのPDFをご覧ください。
弁護士会館や法律事務所でのご相談の他,ご自宅・施設・病院への出張相談も実施しています。相談料は,原則として,有料ですが,収入が一定以下であるなどの条件を満たす場合は,法テラスの民事法律扶助制度により無料になります。また,法律相談センターでは,遺言・相続に関する弁護士会館でのご相談を無料で実施しています。

『精神科病院から退院したい』『入院生活を改善してもらいたい』
函館弁護士会では、精神保健当番弁護士制度を実施しています。
この制度では、精神科病院に入院している人からの退院請求や処遇改善の要望を弁護士が法的に支援します。
精神科病院に入院中の方は、「症状がよくなっているので退院したい」とか、「家族や友人と自由に会わせてもらえない」などと思ったとき、知事あてに退院請求や処遇改善請求をし、精神医療審査会の審査を求めることができます。
この制度は、このように退院請求や処遇改善請求をしたいと思った方の要望に応じて、弁護士が、精神科病院に出張して相談をお受けいたします。
そして、ご要望を受けて、弁護士が代理人となって精神医療審査会に対して退院や処遇改善の請求をすることもあります。
精神保健当番弁護士に自分の入院のことを相談してみたいという方は、まずは、函館弁護士会にお電話ください。
出張相談の費用は、日本司法支援センターの委託援助事業を利用して無料で行うことができます。退院請求などを依頼される場合の弁護士費用についても、資力等の要件により立替の制度を利用できる場合もあります。

相談の申込等 / 函館弁護士会 0138-41-0232

北海道弁護士会連合会の無料電話法律相談

北海道内の4つの弁護士会(旭川,釧路,札幌,函館)で構成される北海道弁護士会連合会の事業として,「北海道弁護士ホッとライン」という高齢者・障がい者のための無料電話法律相談があります。
こちらも,遺言・相続,成年後見制度のほか,借金・消費者被害・刑事事件など様々なお悩みに対応していますが,こちらはお電話でのご相談になります。相談料は無料です。ご高齢の方々や障がいのある方々ご本人からはもちろん,ご家族や福祉関係者など周囲の方々からのご相談も可能です。
電話相談の結果,面談相談が必要となった場合は,上記の函館弁護士会高齢者・障がい者支援センターの専門法律相談で対応することができます。

北海道弁護士ホッとライン【無料】 / 011-251-7707



相談日時
 毎週月・木曜日(祝祭日を除く) 午後1時~午後3時